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    食後の血糖応答に大きな個人差

    2015.11.26 Thursday
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      食べ物が身体に及ぼす影響は個人差が大きく、人によっては健康的な食品を食べても血糖値が急上昇する場合もあることが、新しい研究で示された。「Cell Press」11月19日号に掲載されたこの知見から、「万人向けのダイエット」は存在しないことが示されたとしている。

      イスラエル、ワイツマン科学研究所のEran Elinav氏らによる今回の研究では、18〜80歳の健康な男女800人を対象に、スマートフォンアプリを用いて食事内容を含めた毎日の活動を1週間記録させ、持続血糖モニターで食後2時間値を測定した。

      さらに、同氏らは、便検体を用いて消化管内の細菌の組成をあらわす腸内細菌叢を分析した。これは、最近の研究から、腸内細菌叢の組成が肥満や糖尿病などの発症に大きく関連することが示唆されていることによる。

      対象者には普段の食事をとってもらったが、朝食には同一メニューのものを提供した。夜間絶食後に朝食後の血糖応答を比較したところ、食べ物への反応に個人間で大きな差がみられた。血糖値を上昇させる食品には、精白パン、ジャガイモ、インスタントのオートミール、一部の果物などが挙げられたが、トマトが血糖値を急上昇させたと思われる女性もいた。

      共著者である同研究所のEran Segal氏によると、パンを例にとっても、食べても血糖値がほとんど変わらない人がいる一方で大きな反応を示す人もおり、パンだけよりもバターつきパンのほうが反応が大きい人もみられたという。「これは、炭水化物に脂肪を加えると血糖値の反応を抑えられるとする一般的な概念に反する結果だった」と、同氏は述べている。

      さらに、同氏らは、血糖値を急上昇させる食べ物を予測するアルゴリズムを用いて、別の対象者26人にすべての食事データを入力してもらったところ、ピザやジャガイモは一部の人では「よい」食べ物だったが、他の人にとっては避けるべきものだった。

      その後、対象者には、その人にとって「よい」食生活を1週間、続けて「悪い」食生活を1週間行ってもらったところ、よい食生活を行った人では全体的に食後血糖値が低下し、腸内細菌叢の組成にも変化がみられたという。

      Segal氏らの目標は、各個人の腸内細菌叢を分析することで血糖値を上げない食べ物を同定し、これに体重や身長、年齢といったデータを加えることで、個別のダイエット法を助言できるようにすることにある。同氏らは、すでに食生活の個別化が糖尿病や体重管理、非アルコール性脂肪性肝疾患(NASH)に及ぼす長期的な影響を検証するフォローアップ研究に着手しているという。

      一方で、米サウスフロリダ大学(タンパ)助教授のLauri Wright 氏は、食べ物に対する短期的な血糖応答に準じたダイエット法が“健康的”である保証はなく、「健康維持に必要な栄養素を満たせるかどうかが気がかりだ」と疑問を呈している。また、食後血糖値の変動には運動などの他の因子も関与しており、このダイエット法は「現実的ではない」とも指摘している。(HealthDay News 2015年11月19日)

       
      健康comments(0)trackbacks(0)|-|by lea1919

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